イライラやネガティブな感情に振り回されない自分づくりのお手伝いをする
アンガーマネジメントコンサルタントの財津ユカです
「あの夢の国でまさかのパワハラ!?」というニュースがありました。
東京ディズニーランドなどを運営するオリエンタルランドに対し、
契約社員の女性2人が従業員への安全配慮の義務を怠ったとして、
約755万円の損害賠償を求めて提訴。
13日に第一回口頭弁論が千葉地裁で開かれました。
ディズニーリゾートといえば、人材教育メゾットに定評があったはずですよね。
キャスト(従業員)の9割が準社員(アルバイトやパートなど)ですが
その人材教育メソッドは書籍にもなっていて、
中でも、2010年に出版された
『9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの教え方』(中経出版)
続編の『9割がバイトでも最高の感動が生まれるディズニーのホスピタリティ』(2011年)
第3弾の『9割がバイトでも最高の結果を生み出すディズニーのリーダー』(2013年)という
『9割がバイト』シリーズ3部作は累計100万部を超えるベストセラーとなりました。
そんなディズニーでまさかのパワハラこのニュースはちょっと驚きでした
最近アンガーマネジメントの講演でもパワハラ対策の為のご依頼が増えてきました
アンガーマネジメントは怒ってはいけないというものではなく
怒りの感情をきちんとコントロール出来るようになること
怒る事で後悔しないこと
また怒らないことで後悔しないことが出来るようになる心理トレーニングです。
しかし問題になる四つの怒りがあります
①強度が強い
一度怒ると止まらない、強く怒りすぎる
②持続性がある
根に持つ、思い出し怒りをする
③頻度が高い
しょちゅうイライラする、カチンとくることが多い
④攻撃性がある
他人を傷つける、自分を傷つける、モノを壊す
あなたはいかがでしょう?
自分では該当しないと思っていても例えば、これらのタイプにはどんな特徴があるでしょう?
強度が高いタイプ→声が大きい人
頻度が高いタイプ→貧乏ゆすりをする人
攻撃性があるタイプ→ドアを大きな音で閉める人
ついついやっていませんか?
自分はそれほど怒っていなくても
相手にとってはかなり大きな怒りに感じられることがあります。
パワハラの当事者は
自分がパワハラをしていることに気づいていないことが多々あります。
これらのギャップがパワハラの要因の一つになっているかもしれません。
自分の怒りの程度をちゃんと相手に伝える事はできていますか?
円滑なコミュニケーションの為にも
是非アンガーマネジメントを取り入れてみてはいかがでしょう?