怒りやネガティブな感情に振り回されない自分づくりのお手伝いをする
アンガーマネジメントコンサルタントの財津ユカです
地方自治体の組織票が発覚し、悪い意味で注目を集めた
「ゆるキャラグランプリ2018」の投票結果が、
11月に会場の大阪府東大阪市で発表されました
今回約89万票を獲得、GPに輝いたのは、
地元のカッパ民話をモチーフにした「カパル」でした。
カパル・・・全然かわいくない
今回自治体が投票用メールアドレスを取得し、
職員や住民に拡散していた「組織票」が問題となり、
多数の票が無効と判断されました。
福岡県大牟田市の「ジャー坊」は約23万票減らされ2位。
おっ!ちょっとクォリティー高い気が
三重県四日市市の「こにゅうどうくん」は約36万票が減らされ3位。
なんかちょっと癇に障るのは私だけでしょうか?
日本銀行の調査によりますと、11年GPの「くまモン」の経済効果が年約622億円。
13年GPの「さのまる」は年約226億円。
14年GPの「ぐんまちゃん」は年約16億円。
15年GPの「出世大名家康くん」は年約29億。
「くまモン」に比べ、その経済効果は約5%にまで縮小しています。
町おこしの為にと行ったた不正票行動でしょうがそこまでしても、もう経済効果は出ていないような・・・
今回はただ単に「組織票」という悪いイメージが定着した結果になってしまいました。
怒りには連鎖しやすいという特徴があります。
とくにSNS上は顔が見えない、また匿名性があるという事で
連鎖のスピードが速まってしまします。
効果的に使えば認知度という意味でかなりの効果がありますが
その分ネガティブな面もあります。
やはりネットリテラシー
(インターネットの常識を持ち、ネット上で得た情報を正しく理解・取捨選択し、活用する事が出来る能力)や
ネットマナーは大切ですね。
ネット上だけではなくリアルな人と人との場でも
あなたのイメージは自分が思っている通りに相手に伝わっているでしょうか?
話し方やスピーチのレッスンでは話している時の姿を動画でとって確認することがあります。
そうすると自分の姿を客観的にみる事ができます。
あなたはどんなイメージを持たれたいですか?(特に無い方はまずはそこから考えましょう)
あなたが思うイメージと
人から見えるイメージが
合っているかどうか
時には客観的に見てみるのもいいかもしれませんね